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建築用語・辞書「ツ」行

■ツインコリダー型住宅
集合住宅の一形式。中央に吹き抜け部分(光庭)を設け、それをはさんで片廊下型住宅を背中合わせに配置する形式。
■通気管(つうきかん)
トラップの近くの配管に大気に向けて開いているパイプを接続させたもの。排水管内の空気の出入りを自由にし、空気圧を一定にしてトラップ内部の封水を安定させる。また、排水管内部の流れをスムーズにするとともに、排水管の換気をし、内部を清潔に保つなどの役割を果たす。
■ツーバイフォー工法
北米大陸を中心に木造住宅工法として発達した工法。壁式構造である、柱を用いない、部材の接合は釘打ちによるなどの理由から現場工法が単純化されるため、経済的で工期が短くてすみ、熟練技能者が不要といった利点がある。また、壁式構造によるため耐火性、耐震性、断熱性、遮音性に優れる。一方、開口部を自由にとることができない、枠組材の内部の結露によって腐食しやすくなるなどの問題点もある。主な構成要素は床と耐力壁で、在来の仕口、継手は使用しない。2×4インチの規格の製材を多く使うことから、わが国で用いられている通称で、2×4工法とも書き、枠組壁工法ともいう。
■突合せのルート
突合わせた部材間の最も接近した部分。点・線または面で
示される。
■突合せ溶接(つきあわせようせつ)
ほぼ等しい厚さの鉄材の端と端を、ほぼ同一面内でつき合わせて行う溶接。部分溶け込み溶接に比べて、溶接の溶け込みが接合する部材の厚さ全体に達する。
■継手(つぎて)
木材を長手方向に継ぎ合わせて1本にするときの継ぎ合わせ部分。
■継手の重ね長さ(かさねながさ)
鉄筋の継手を重ね継手とするときの、鉄筋を重ね合わせる部分の長さ(継手長さ)。鉄筋を重ね合わせることで応力を伝達する。継手長さは、構造部材の引張力の少ない部分では主筋の系の径の25倍以上とし、引張力の大きな部分では40倍以上とする。
■土壁(つちかべ)
こまい下地に土を塗り重ねて仕上げた壁。
■つぼ掘り(つぼぼり)
根切りの1つ。独立基礎を設ける際に、点状に掘る。
■妻入(つまいり)
建物の妻側、つまり、棟木と直角の方向に入り口を設けた建物の形式。逆の形式が平入。
■釣り合い鉄筋比(つりあいてっきんひ)
鉄筋コンクリート構造で、たとえば、はりに曲げモーメントが作用するときなどの、コンクリートの圧縮応力度と、鉄筋の引張応力度が、同時に許容応力度に達するときの鉄筋量。
■突合せ継手
2枚の板の端面をほぼ同一平面内で突き合せて接合する継手。
■突合せ溶接
部材の切断面どうしを互に突合せて溶接すること。切断面全断面を溶接するのを完全溶込み溶接といい、一部分だけを溶接するのを部分溶込み溶接という。
■つり合い鉄筋比
鉄筋コンクリート造の梁において、圧縮側と引張側が同時に最大耐力に達する場合の引張鉄筋比。
■つりワイヤロープ
つり足場や荷受け構台などをつる時に使用するワイヤロープ。

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