■冷間成形(れいかんせいけい)
軽量形鋼や鉄筋を常温で成形すること。なお、鉄筋は、熱を加えて加工・成形してはならない。
■レイタンス
打ち込まれたコンクリート中の水分の上昇に伴い、表面に現れる微細な物質。打ち継ぎの際にはこれを確実に取り除かないと、打ち継ぎがうまくいかない。
■冷媒管(れいばいかん)
空気調和設備の室外機と室内機をつなぐ銅管。この中に封入されたガスを室外機と室内機の間で往復させることによって、冷暖房をする。
■霊廟建築(れいびょうけんちく)
祖先の霊を祭るために立てられた建築物。
■列記式工程表(れっきしきこうていひょう)
各工事の着工と完了の期日、材料の手配の進行具合、作業図の準備の期日などを文字で表した工程表。工事の全体像が一目で理解できない欠点があり、横線式工程表、グラフ式工程表の補助として使用される。
■レディミクストコンクリート
設備の完備された工場で製造するコンクリート。品質が均等な信頼性の高い製品が得られ、また、工事現場の省力化が図れる。発注すつときは、JIS表示許可を受け、公認の技術者が常駐する工場で、かつ現場までの距離が定められた時間内にある工場を選ぶ。事前に必要な性能を工場側と協議して発注する。
■レファレンスコーナー
図書館などで、利用者の疑問や質問に答えて、情報や資料の提供を行うのが、レファレンスサービス。このサービスを行うスペース。
■れんが積み工事
れんがを積み上げる工事で、イギリス積み、オランダ積み、フランス積みの方法がある。また壁厚により、半数積み、1枚積み、2枚積み、などの種類がある。施工上の注意点は次のような点である。
@れんがの汚れを取って、水中で十分に吸水させる。ただし、耐火れんがは水に浸してはならない。
A縦遣方、目地割りに従って、水糸を張りながら積み上げる。
B1日の積み上げ限度は1.2mとする。
■レンタブル比
貸し事務所において、延べ面積に対する収益部分の床面積の割合。通常は65〜75%程度で、多層の事務所建築では70〜80%程度で計画される。あまり比率を上げすぎると居住性、安全性が損なわれるおそれがある。
■レントゲン
X線。鉄骨工事の溶接部分の検査に用いる。
■冷間成形角形鋼管
熱延コイルあるいは厚板を曲げ加工・溶接して製作された鋼管。
■冷却塔
冷凍機の凝縮器を通った熱を含んだ冷却水を外気で冷却放熱させる機器である。クーリングタワーともいう。
■レイタンス
フレッシュコンクリートのブリーディングに伴い、浮かびあがった微粒物が、表面に薄い層となり硬化したもの。
■レベル
測量用の機械をいう。壁などに水平基準を出すことを”レベルを出す”という。
■連結散水設備
火災の際、煙や熱気のこもりがちな地下街を対象とした消火のための配管設備で、消防ポンプ車から送水口を通じて圧力水を送り込む、散水ヘッドから一斉に散水して消火する設備である。初期消火用の通常のスプリンクラー設備と違って、自動的に火災を感知する機能はなく、火災が相当進行した状態で使用されることが多いので、ヘッドは高温に耐える材質のもので作られる。
■連結送水管
火災の際、地上からホースを延長することが困難な高層建築物、地下街、アーケードなど消火活動が困難な防火対象物に設置し、消火活動を円滑に行うことができるようにするために設ける消火用配管設備である。消防ポンプ車から送水口を通じて圧力水を送り込み、放水口からホース、ノズルにより放水して消火する。
■連続繊維補強工法
既存コンクリート柱に、炭素繊維シートをエポキシ樹脂を含浸させながら柱の周囲に巻きつける工法。
■老人デイサービスセンター
在宅介護を受けている高齢者が、送迎等により通所して、入浴や日常動作訓練、生活指導等のサービスを受ける施設。