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建築用語・辞書「モ」行

■モーターグレーダー
路面や地表面などを平滑に切り削ったり、道路材料を敷き均したり、主として敷地仕上げなどを使用目的とした車輪式建設機械。
■モーメントの和
一般に任意の点Oに関する多くの力のモーメントの和は、それらの力の合力の点Oに関するモーメントは等しくなる。
■木材
木工事の材料。建築材料として、次のような長所をもつ。
■木材の強度
木材の圧縮強度、引張強度、曲げ強度、せん断強度などのこと。
@繊維方向に対して平行の場合と直角の場合とで、著しく強度が異なり、平行方向の強度が大きい。
A含水率が同じであれば比重が大きいほど強度は大きくなる。
B水分をまったく含まない状態のとき強度は最も大きい。
■木材の許容応力度
木材の繊維方向の許容応力度、めり込み許容応力度、ヤング係数、圧縮材の座屈の許容応力度などのこと。木材の種類によってそれぞれ異なる値が定められている。
■木材の熱伝導率
木材の熱の伝わりやすさ。木材は熱伝導率が小さいため、保温性がよい。また、木材の比重が小さく、乾燥しているほうが熱伝導率は小さくなる。
■木材の腐朽
木材の腐り。主に菌類が原因となる。防腐には、菌類の繁殖条件である温度、湿度、空気、栄養分のいずれかを絶つことが必要である。樹種により耐朽性は異なる。
■木質防火ドア
木質そのものを不燃化した木製防火ドアや木質セラミック版を構造材として天然表面に張った木質系防火ドアをいう。
■木製建具
木材で作られた建具。ヒノキ、スギ、エゾマツなどの軟材や、ナラ、シオジなどの硬材で作られる。種類は、唐戸、ガラス戸、板戸などがある。
■木造建築物の構造強度
木材の品質、土台・基礎、柱の小径、横架材、筋かいなどによって決まる構造的な強度。
■木造在来軸組工法(もくぞうざいらいじくぐみこうほう)
真壁造りと大壁造りの軸組工法のこと。ツーバイーフォー工法に対して用いる言葉。
■木毛セメント板(もくもうせめんとばん)
ひも状に削った木片とセメントを混ぜて加圧成型した板。壁、天井などの下地材、仕上げ材に用いられる。表面が粗く吸音性能が高い。
■モデュール
建築空間や構成材の寸法を決める際に便利な単位寸法または寸法の体系のこと。構成材の規格化と建築の工業化を可能にする。畳の縦の長さの1間もモデュールの1つとなる。
■モデューラー・コーディネーション
建築の各部の寸法や構成材をモデュールによって規格化すること。設計の省力化、現場作業の単純化と工期の短縮、費用の節減等のメリットがある。
■母屋(もや)
小屋組の棟木と軒げたに平行に配置して、垂木を受ける部材。
■モルタル
セメントと砂を水で練ったものをいう。れんがやブロック、タイルの目地に使う。コンクリートの上塗りにも使う。
■木質パネル工法
あらかじめ工場で生産した木質パネルを、主に壁などの構造上主要な部分に使用して組み立てる工法。
■木造在来軸組工法
木造の柱・梁を主要構造としたもので、日本で従来から用いられてきた工法。
■木レンガ
コンクリート面に木材などを取り付ける場合、両者の間に取り付ける木片。
■モデュール
設計の標準化を図るため、建築物の各部に用いる寸法を整理して、秩序立てる寸法の組織。
■モデリング
照明によって物の立体感や材質感を、適切に表現する方法である。
■元方安全衛生管理者
統括安全衛生責任者を選任した建設業の事業者は、一定の資格を有する者のうちから選任し、労働災害防止に必要な措置などのうち、技術的事項の管理をする。

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