■明細見積り
設計図書や仕様書に基づいて材料、労務、経費などの数量を細かく産出し、単価も細分して算定・集計して求められた総工事費の見積り。
■明視照明(めいししょうめい)
役割によって分類した照明の種類で、主として作業のための照明。十分な照度をもち、むらがないことが必要とされる。作業内容によっては、光の方向にも注意する。
■明度対比(めいどたいひ)
明度の異なった2色を比べること。2色間の明度差が強調されて感じられ、明るいほうの色は実際よりも明るく、暗いほうの色は実際よりも暗く感じる。
■目地(めじ)
タイルやブロック、張り石の継ぎ目。継ぎ目のないものをねむり目地という。白セメント、顔料、石こうなどを詰めて色をつけたり、目地を出っ張らせたりしてデザイン的にこったものを化粧目地という。
■メゾネット住宅
集合住宅の住戸の断面による分類の1つで、各住戸が2つあるいは3つの階にまたがって構成されている形式。1つの住戸の中に廊下に面する階とそうでない階があり、面しない階では通風、採光がよくなり、プライバシーも確保されるなど、豊かな居住空間が得られる。
■メタルラス
ラスの1つ。金属の薄板にたくさんの切れ目を入れた上で引き伸ばし、網状にしたもの。モルタル塗りの下地にする。丈夫にするために、山形の折れ曲がり部分をつけたものをリブラスという。
■目回り(めまわり)
強風による樹幹の動揺や不均一な内部収縮などのために生じる年輪に沿った割れのこと。年輪幅の急激に変化した部分、やにすじなどの発達している部分などに起こりやすい。
■免震レトロフィット(めんしん----)
建物の基礎下や中間階の柱などに積層ゴムを用いた免震装置を組み込むことにより、それより上部の構造体の地震力を軽減する。
■明度(バリュー)
明るさの度合をいう。全ての色の中で白が最も明度が高く、黒が最も明度が低い。
■メタルタッチ継手
鉄骨構造において、接合部端面を密着させる継手。柱の継手位置で断面のどの部分にも引張力を生じるおそれがない場合に適用できる。圧縮力及び曲げモーメントの1/4(柱脚部は1/2)を直接接触面から伝達されるとみなしてよい。
■メディアセンター
従来の学校図書館の機能を発展させ、図書だけでなく、その他の印刷物・スライド・テープ・ビデオ・コンピューターソフトなどを総合的に集め、管理する場所。
■面外方向
平板や曲面板における板面と直交する方向。これに対し、板面の接線方向を面内方向という。
■面積効果
色の面積が大きくなるほど、明度や彩度を高く感じるようになる現象をいう。
■面付け箱錠
玄関ドア等に、主錠に加えて取り付けるもので、破壊行為に強い補助錠である。泥棒などが住居に侵入するのに時間がかかるので、防犯対策として効果的である。
■面内変形
平板あるいは曲面板において板面の接線方向の変形。